2006.1.16 「Akiraの存在感 」
株式会社 ジェイスポーツブロードキャスティング
プロデューサー 渡部 康之
「世界舞台で戦う一流選手のみが持つ独自のモノを持っている」と前回のコラムで書きましたが、再認識するエピソードが過去に有ったので、再びペンを取ります。
ある日の事。「何の仕事をしているの?」と5歳の息子の疑問に答えるべく、テレビ番組の制作について、実際にVTRなどを見せながら説明をしました。モータースポーツほか、数々のスポーツ番組の中から、なぜかアルペン競技に釘付けとなったのです。レーシングカーなど大好きなはずなのに・・・。
理由を尋ねると一言
「カッコイイ」と。その後はビデオデッキを自分で操作しながら、それこそ“集中してテレビ観戦"をして居りました。
数日後、「この人だけ、なんかカッコイイんだよ」と息子。
テレビを見ればジョルジオ・ロッカ。「何で?」と聞けば「●?▽?◇?※?×?÷?」
言葉が噛合わず会話にならない。
結局、ロッカではない事が分かり「誰なの?」とビデオを良く再生したら「この人!」と。
其処には、ナントと言うか、やっぱりと言うか
“佐々木 明”の御登場でした(笑)
「どうしてカッコイイの?」と聞けば、
「コッチ(左ターン)は手が下に付いちゃってるんだよ!」と身体を傾け、
如何にターン中にバンクしているかを伝えている様子。
更には
「帽子(ヘルメット)とか洋服(レーシングワンピ)とかカッコイイし」
最後に「この人、速いよ」と1人で盛り上がって居りました。(笑)
アテネ五輪以来、国旗や金メダルに興味を持っている息子は今や、佐々木 明のファンとなり、トップページにある“Akira100$”のステッカーを幼稚園カバンに張り付け、毎日登園しています。

スキー経験・・・僅か1回の5歳児が「Akiraの左ターンをスゴイと思った」

この事実は、観る者を引き付ける“何か”。
魅力と言った簡単な言葉では片付けられない“何か”が存在するのでしょう。

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